インタビュー
移住者ストーリーVol.6 (前編)「東京に住み続ける理由がなくなった」
一般社団法人「みんなのまなびや」 理事 雫石まどか(しずくいし まどか)さん
コロナ禍をきっかけに出会った、上島町という暮らし
「コロナでフルリモートになって、東京に住み続ける理由がなくなったんです。」
そう話すのは、2021年に上島町へ移住した宮城県出身の雫石まどかさん。
現在は、東京のベンチャー企業でリモートワークを続けながら、放課後児童クラブのスタッフや大学での仕事、一般社団法人「みんなのまなびや」の運営など、複数の仕事を組み合わせた働き方をしています。
「仕事は5つくらいありますね。」
もともと瀬戸内海の風景が好きだったという雫石さん。コロナ禍で働き方が変わったことをきっかけに、「住む場所を変えても仕事は続けられる」と考え、瀬戸内海への引っ越しを考え始めました。
上島町を知ったのは、地域おこし協力隊の募集です。
実は移住前、一度も上島町を訪れたことはありませんでした。
「面接も全部オンラインだったので、引っ越してきた日が初めて島に来た日でした。」
それでも上島町の仕事を選んだ理由は、公営塾の仕事が午後から始まる働き方だったから。
午前中は東京の仕事を続け、午後は島で働く。
「東京の仕事も続けたいし、島の仕事にも関わりたい。その両方ができる働き方だったんです。」

移住後は地域とのつながりが少しずつ広がっていきました。
放課後児童クラブや大学での仕事など、協力隊任期後に始めた新しい仕事のほとんどが島で知り合った方からの「やってみない?」という一言がきっかけでした。
「面白そうと思ったらやってみる。」
そんな積み重ねの中で、一般社団法人「みんなのまなびや」を立ち上げ、高校魅力化や島おこし協力隊の受け入れ支援にも取り組んでいます。
島での暮らしは、人とのつながりが新しい仕事や挑戦につながる毎日でもあります。
「でも、自分の中には一本の軸があるんです。」
その軸については、後編で詳しく伺いました。
【取材】
渡邉 美貴(津田塾大学在学中)
公営塾における島おこし協力隊のインターンシップ活動の一環として、地域広報活動に携わった。
その中で、移住者、特に女性の方々が地域で生き生きと暮らしている姿に関心を抱き、インタビューを実施した。
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